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2021.12.17

調理師養成

倉敷高等学校のみなさんが和食調理学科の体験授業で来校されました!

11月30日(火)倉敷高等学校2年生の生徒さん52名が体験授業を行いに来校されました☆

今回の体験内容は「野菜の飾り切り」と「だし巻き玉子」を3班に分かれて交代で体験をしていただきました。

「野菜の飾り切り」を体験する班の生徒さんは、包丁1本で様々な形を作り出す和食の職人が行う剥き物の技術を体験していただきました。

普段目にしている1本の人参から梅花や桜花、蝶々、花びら、など色々な飾り切りができます。

人参・胡瓜・大根・林檎を使用して、十数種類の飾り切りを実際に目の前で見てもらいました!

薄刃包丁で桂剥きした大根を使い、大輪の菊の花や網目模様の網大根などの飾り切りを行い、包丁1本で生み出される飾り切りの数々に生徒さんも驚いた様子でした!

体験では、生徒さんのやりたい飾り切りに各自挑戦してもらい、切り方や工程が分からない所は講師がアドバイスやフォローをして実習を進めました。初めて経験する飾り切りに試行錯誤しながらチャレンジしていた生徒さんは、普段経験することのない貴重な体験ができたようです!

飾り切りは料理に少し添えるだけで見た目を華やかにできるため、今日の経験を活かして今後作る料理を華やかにしてもらえたらと思います☆

 

隣にある実習室では「だし巻き卵」の体験を行いました☆

プロも扱う銅製の卵焼き器を使用して、だし巻き卵に挑戦してもらいました。

近年、多くの家庭で使用されているテフロンコーティングが施された卵焼き器とは異なり、卵液を流す温度を間違えると鍋に卵が張り付き上手く巻くことができないため、温度の大切なども生徒さんに学んでいただきました。

最初に講師の実演で卵液を流す温度や巻き方のコツなどを見てもらい、その後生徒さんに体験をしていただきました!

一人ひとりに巻き方のコツやポイントを伝えながら、だし巻き卵を巻いてもらい試食までしてもらいました。

自身で手作りしただし巻き卵は味も美味しく仕上がっていたようです☆

生徒さんは、思っていたより銅製の卵焼き器は重く、卵を返すのが難しかったとの声や良い経験になり、また挑戦してみたいとの声も上がっていました!

だし巻き卵は家でも挑戦しやすい卵料理の1つなので、今日の経験を活かして美味しいだし巻き卵を作れるようになってもらえたらと思います。

また、今日の2つの体験を通してユネスコ無形文化遺産に選ばれた和食に興味を持っていただけると幸いです☆

岡山ビジネスカレッジ和食調理学科では、体験授業を通して引き続き和食の良さや魅力を発信していきたいと思います!

来校体験に参加していただいた倉敷高等学校の先生方、生徒さんありがとうございました☆